はげの前兆とは? チェックポイントを紹介|前兆が見えたらどうすればいいの?

この記事をシェア
  • Twitter
  • Facebook
  • LINE
  • リンクをコピー
男性の額の生え際
目次

    はげや薄毛が気になる方は、いくつかの前兆があるのでチェックしてみるのがおすすめです。

    例えば、抜け毛が増えたり、髪質が変わったりすることが代表的な薄毛の兆候です。いくつかチェックポイントを満たしている場合は、はげてきている可能性があるので適切に対策するようにしましょう。

    そこで今回は、はげの前兆について紹介します。具体的な対策方法についても解説するので、参考にしてみてください。

    はげの前兆とは? 気になるチェックポイントを紹介!

    髪をかき分けて頭皮を気にする男性

    髪の毛が抜けて薄毛を気にする方は多いです。しかし、いきなりはげになることは少なく、前兆があるので見逃さないようにしましょう。

    ここからは、はげの前兆であるチェックポイントを紹介します。

    1. 抜け毛が明らかに増加している

    はげの代表的な前兆は、抜け毛の明らかな増加です。髪の毛は自然と抜け落ちるため気づきにくいですが、正常な状態でも1日に50本から100本抜けるといわれています。しかし、抜け毛が加速している状態だと、この本数が増えてしまいます。

    例えば、枕についている髪の毛の量が増えたり、髪を触ったときに髪の毛が抜けたりします。このような症状がある場合は、はげになる危険性があるでしょう。

    2. 髪質が変わった|細い・柔らかい

    抜け毛は髪の毛に栄養が届かなくなり、成長途中で抜けることで起こります。そのため、髪質が細くなったり柔らかくなったりすると、はげの前兆といえるでしょう。栄養不足以外にも、髪の成長を妨げるホルモンが分泌されることではげが進行する「AGA」の可能性もあります。

    また、毛根の部分は正常な状態だとラグビーボールのような楕円形をしていますが、異常が起きると細くなったり、形がいびつになったりします。

    3. 頭皮が固くなった・赤みがある

    頭皮環境が悪くなることも、はげの前兆です。健康的な頭皮は柔らかく、青白い色をしています。しかし、頭皮が硬くなってしまうと血行が悪くなって、髪の毛まで栄養が十分に届かなくなります。結果として、抜け毛のリスクが増してはげやすくなります。

    また、頭皮に赤みがある場合、肌荒れを起こしている可能性があります。

    4. おでこが後退している

    髪が薄くなると、おでこが後退する場合が多いです。これは、はげの原因の1つであるAGAの代表的なパターンであり、額の両端の生え際から徐々に薄くなっていきます。

    次第におでこの髪の毛が薄くなっていき、生え際がM字のような形になってしまいます。すでにおでこが薄く後退している場合は、はげが進行している可能性があるので要注意です。

    5. 頭頂部が薄くなってきた

    AGAではおでこの生え際だけでなく、頭頂部の髪の毛も抜けていきます。そのため頭頂部の髪が薄くなってきて、頭皮が透けて見えるようになったら要注意です。頭頂部の状態は目視しづらいですが、手を当てたとき皮膚に触れればはげの前兆といえるでしょう。

    6. フケが増えてきた

    頭皮環境が悪化するとはげのリスクが高くなります。フケは頭皮の角質が剥がれたものなので、正常な状態でも発生します。

    しかし、頭皮が乾燥するなど頭皮環境が悪化することで発生しやすいため、フケの量が増えていたり、湿ったフケが見られたりする場合は危険です。湿ったフケは皮脂が過剰に分泌している可能性があります。

    7. 髪型が決まらない

    抜け毛が増えたり髪の毛が細く痩せてしまったりすると、髪のボリュームがなくなりヘアセットが上手くできなくなります。普段から、ヘアワックスなどを使い髪型をセットしている方の場合、髪が上手くまとまらなくなったら注意しましょう。

    もし、ヘアセット時に違和感があったり、セットした髪型が長時間キープできなくなったりしたときは、髪の状態をチェックするのがおすすめです。

    はげてきたかも…薄毛になりやすい原因とは?

    ジャンクフードを食べる男性はげや薄毛にはいくつか原因があります。はげを予防するためには、この原因を押さえて対策することが大切です。

    1. 生活習慣の乱れ|栄養の偏り・睡眠不足

    食生活の乱れによる栄養の偏りや睡眠不足など、生活習慣が乱れると薄毛のリスクが高まります。食事が偏り栄養バランスが崩れると、髪の生育に必要な栄養が不足したり、皮脂の分泌量が増えたりします。

    睡眠不足になると、髪の生育に関わっている成長ホルモンの分泌量が減ってしまいます。

    2. 間違ったヘアケア|洗いすぎ・乾燥対策のしすぎ

    はげや髪に気を遣うのは良いことですが、間違ったヘアケアを行っていると頭皮環境を悪化させてしまいかねません。例えば、洗浄力が強いシャンプーを使っていると、頭皮に必要な皮脂まで落としてしまいます。

    そのような状態だと、かえって皮脂の分泌量が増えてしまい頭皮環境が悪化します。他にも、育毛剤を使いすぎることも、ベタツキなどの原因で頭皮にダメージを与える可能性があります。

    3. 日常的な強いストレス|ホルモンバランスの崩れ

    日常的に強いストレスを感じている場合も、頭皮環境を悪化させる原因になります。ストレスを感じると頭皮の血行が悪くなり、必要な栄養が届かなくなります。他にも、ストレスが原因で不眠症になることもあります。

    このような状態が続くと、ホルモンバランスが崩れ薄毛が進行しやすくなります。

    4. 遺伝|家族に薄毛の人がいる

    はげや薄毛は遺伝するといわれています。そのため、家族に薄毛の人がいると自分もはげになるリスクは高いです。実際に、遺伝する確率は高く75%~90%といわれており、母方の親類に薄毛の人がいるとはげになりやすくなります。

    前兆が見えてきたらどうすればいいの? 対策方法を紹介!

    髪を触りながら微笑む男性はげ・薄毛の前兆に心当たりがある方は効果的な対策を行いましょう。ここからは、はげの対策について紹介します。

    1. 生活習慣を改善しよう

    薄毛の対策をするためには、まず生活習慣の見直しが大切です。脂っこい食事は皮脂の分泌量を増やすので、控えるようにしましょう。

    髪の毛の主成分はタンパク質なので、肉や魚、大豆などを摂るのがおすすめです。他にも、髪の生育に関係している亜鉛などのミネラルや、髪を丈夫にするビタミンを摂る必要があります。

    また、食事以外にも質の良い睡眠を取るように心掛けることが大切です。寝る前にスマホなど画面の光を受けていると睡眠の質が低下するので注意しましょう。

    2. ヘアケアを見直そう

    頭皮の状態に合ったシャンプーを使うことが大切です。例えば、刺激が少ないアミノ酸系シャンプーを使ったり、正しい洗髪方法に取り組んだりする必要があります。

    髪を洗うときは、頭皮に負担がかからないようにしましょう。洗髪前にブラシで髪をほぐすことや、手で泡を立ててから頭につけることがポイントです。

    Forteroカーボニックスカルプシャンプー

    3. ストレス対策をしよう

    慢性的にストレスを溜めていると、頭皮の血行不良など薄毛のリスクが高まります。そのため、ストレスをこまめに発散することが大切です。運動不足の方であれば、適度な運動をすることでストレス解消に繋がります。

    他にも、疲れが溜まっている場合は、しっかりと休みを取ることも大切です。

    4. クリニックで相談・治療を受ける

    症状が気になる方や薄毛が進行している場合は、生活習慣などの改善だけでは効果が実感できないこともあります。そのような場合は、早めにクリニックを受診することがおすすめです。

    クリニックを受診すれば、自分の状態に合った治療を受けられます。

    AGA(男性型脱毛症)とは?

    薄毛にはAGAといわれるものがあります。AGAとは「Androgenetic Alopecia」の略であり、男性ホルモンが原因の脱毛症です。このAGAは進行性であり、早めに対処しないと薄毛がどんどん進んでいきます。

    また、生活習慣の改善だけでは進行を抑えにくいため、クリニックを受診して適切な治療を受けるようにしましょう。内服薬や外用薬を使うことで治療できます。

    まずは頭皮と髪の状態をチェック! できることから始めよう

    笑顔で電話をする男性薄毛が気になる方は、頭皮や髪の状態をチェックしましょう。抜け毛の状態が悪く、細くなっていたり柔らかくなっていたりする場合は、はげが進行している可能性があります。

    生活習慣やヘアケアを見直すことで頭皮環境を改善できるので、できることから対策を始めましょう。また、症状が気になる方は早急にクリニックに相談してみてください。

    この記事をシェア
    • Twitter
    • Facebook
    • LINE
    • リンクをコピー
    Fortero(フォルテロ)

    本サービスにおける情報の提供は、診断行為ではありません。
    医師による診断や治療を必要とする方は、医療機関での受診を推奨します。
    本サービスでの情報や利用に関して発生した損害等につきましては、
    弊社は一切の責任を負いかねますので、予めご了承ください。

    監修者情報