髪のお手入れ方法で悩んでいるという人は多いでしょう。実際、ケア方法で大切なことには大きく分けて4つのポイントがあります。髪へダメージを与えないためにも、日頃のお手入れはとても大切です。
本記事では、髪のお手入れにおいて大切な4つのポイントと具体的なケア方法について詳しく解説します。
髪のお手入れで大切な4つのポイント
髪のお手入れで大切なことには下記の4つのポイントがあります。
- 毛先へのダメージを減らすこと
- 適切なアフターケアをすること
- 日常的なヘアケアの配慮をすること
- ヘアカラーなどのアイテムを上手に使いこなすこと
ここではなぜこの4つのポイントが大切なのか、詳しく解説します。
髪のお手入れにおけるポイント①毛先へのダメージを減らす
髪のお手入れにおいて、毛先へのダメージを減らすことはとても大切です。なぜならば、毛先はキューティクルが傷つきやすいからです。
キューティクルには、髪内部(コルテックス)を外部の刺激から守るという役割があり、髪内部(コルテックス)には、髪に栄養素(水や油分)をとどめておくという役割があります。
キューティクルが傷ついてしまうと、髪内部(コルテックス)へダメージを与えやすくなってしまったり、栄養素(水や油分)が流れ出てしまいごわごわとしたダメージヘアにつながってしまうこともあります。
毛先へのダメージを減らすことは、日頃の髪のお手入れにおいて大切なポイントにもなるのです。
毛先へのダメージを減らす髪のお手入れ方法
具体的に毛先へのダメージを減らすためにはどのようなことをしたらよいのでしょうか。日頃の髪のお手入れで大切なポイントとしては、濡れている時の髪の取り扱い方があります。
そもそも水は髪の水素結合を切って摩擦ダメージを引き起こしやすいということが挙げられます。濡れた髪でブラッシングをしたりしてしまうと、水素結合がきれてしまい、髪へダメージを与えてしまいます。
髪のお手入れにおけるポイント②適切なアフターケア
パーマやヘアカラー剤などのアルカリ剤は、髪内部(コルテックス)を守っているCMC(細胞膜複合体)を溶かしてしまいます。
このCMC(細胞膜複合体)は、髪の水分や油分などをキープする役割を果たしているので、髪のうるおいやツヤを保つ上では欠かせません。
加えて、太陽光による紫外線や、ヘアアイロンによる熱によって髪へダメージを与えてしまうこともあります。
髪を守っているキューティクルは、18-MEAという成分でできており、紫外線やヘアカラーで失われることが多いです。
また、髪の毛の主成分はタンパク質でできていますが、タンパク質は熱にたいして非常に弱く、100℃以上の熱を加えてしまうと、ダメージホールができやすくなります。
このように、ヘアカラー・パーマ・太陽光・アイロンなどは、髪へダメージを引き起こす原因になるので、適切なアフターケアが大切です。
適切なアフターケアのための髪のお手入れ方法
パーマやヘアカラー施術後は、トリートメント頻度を高くしたりして、キューティクルを守ることによって、タンパク質や脂質の流出を抑えることにつながるでしょう。また、トリートメントは失われた水分やタンパク質を補給できます。
お風呂で使うインバストリートメントだけではなく、アウトバストリートメント(洗い流さないタイプ)も上手く使えると、紫外線やドライヤーの熱からも髪へのダメージを軽減できるでしょう。
他にも、ブラッシングをしてからシャンプーをすることで、髪表面が滑らかになり毛の流れが整って摩擦などで髪がこすれる力が弱まりキューティクルがはがれにくくなります。
ただし、絡まった毛を無理やり解くと大きな力が髪にかかってキューティクルがはがれてしまうことにもつながってしまいます。
髪の毛が絡まっている時は、アウトバストリートメントを塗ってからブラッシングすると滑らかにブラッシングができるのでおすすめです。
また、頭皮ケアとしてローションを使うのもよいでしょう。特にフォルテロの薬用スカルプローションは、3つの有効成分が含まれた医薬部外品です。
発毛促進効果のある成分やフケやかゆみを抑える成分、脱毛予防や発毛を促進する成分が含まれているので、日頃のヘアケアとしてとてもおすすめです。
Fortero(フォルテロ)には育毛剤もある! 薬用スカルプローションの魅力と使い方を紹介
髪のお手入れにおけるポイント③日常的なヘアケアへの配慮
髪のお手入れとして、日常的なヘアケアに配慮することは大切なポイントです。自分の皮脂量に合ったシャンプーを使ったり、ドライヤーを正しく使うことで、健やかな頭皮環境を整えやすくなります。
日常的なヘアケアへの配慮を実践するためのお手入れ方法
日常的なヘアケアを実践するためには、ドライヤーの方法とシャンプーの種類を選ぶことの2つがポイントです。
ドライヤーは、タオルドライをしっかり行い、強温風で根元から乾かし弱温風で髪型の形を整え、冷風で仕上げる手順がおすすめです。
ドライヤーを使うときは、風を散らしながら、10~15cmほど髪の毛から離して使うのがポイントです。
また、シャンプー選びでは、頭皮にあったシャンプーを選ぶことが大切です。シャンプーには、アミノ酸系シャンプー・高級アルコール系シャンプー・石鹸系シャンプーなどがあり、洗浄力や保湿力が異なります。
乾燥肌や敏感肌の人は、アミノ酸系のシャンプーがおすすめで、脂性肌の人は、高級アルコール系シャンプーや石鹸系シャンプーがおすすめです。
脂性肌の人にはフォルテロのカーボニックスカルプシャンプーはおすすめで、超濃密炭酸泡が毛穴の皮脂をごっそりと落としてくれます。加えて、7つの有用成分が含まれていて、頭皮環境を整えてハリのある髪に仕上がります。
Fortero(フォルテロ)カーボニックスカルプシャンプーとは? 特徴と効果を上げる使い方を解説!
髪のお手入れにおけるポイント④ヘアカラーなどのアイテムを上手に使いこなす
ヘアカラーなどのアイテムを上手に使いこなすことも、髪のお手入れには欠かせません。ヘアカラー剤には、さまざまな種類がありpHが異なるので髪へのダメージも変わります。下記では、ヘアカラーなどのアイテムを上手く使いこなす方法について解説します。
ヘアカラーなどのアイテムを上手に使いこなして髪のお手入れをする方法
ヘアカラーなどのアイテムには、種類があり持続性やpHなども異なるため、髪へのダメージにも影響します。
アルカリ性のカラー剤をできるかぎり避けたほうが、キューティクルや髪内部(コルテックス)へのダメージが少なくなるでしょう。
ヘアカラー剤の分類と特徴 | ||
医薬部外品 | ヘアカラー (永久染毛剤) | アルカリ性酸化染毛剤 効果:2~3か月 アルカリ性:pH9~11中性酸化染毛剤 効果:1か月以上 中性:pH6~8 |
ブリーチ (脱色剤) | 脱色剤 効果:髪が生え変わるまで スプレー(酸性:pH3~4) ブリーチ(アルカリ性:pH9~11) | |
化粧品 | ヘアマニキュア (半永久染毛料) | 酸性染毛料 効果:約3週間 酸性:pH3前後 |
カラートリートメント (徐染性染毛料) | 塩基性染毛料 効果:商品によってことなるがおよそ1週間 酸性 | |
一時着色料(毛髪着色料) | 一時着色料 効果:一回のシャンプーで落ちる |
健やかな髪を維持するために効果的なお手入れをしましょう
健やかな髪を維持するためには、髪のお手入れがとても大切です。髪のお手入れには、下記の4つのポイントがとても大切です。
- 毛先へのダメージを減らすこと
- 適切なアフターケアをすること
- 日常的なヘアケアの配慮をすること
- ヘアカラーなどのアイテムを上手に使いこなすこと
これらのポイントを守ることで、キューティクルや髪内部(コルテックス)へのダメージを予防できるでしょう。
本記事を参考に、髪のお手入れをしてハリとコシのある髪の毛をメンテナンスしてみてはいかがでしょうか。
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