白髪染めやヘアカラーを行っている最中や後に、頭がかゆくなることがあります。かゆみ以外にもかぶれることもあるので、注意が必要です。白髪や髪の色が気になる方は、どのような仕組みでかゆみ・かぶれが起きるのか押さえておきましょう。
そこで今回は、白髪染めやヘアカラーで頭皮がかゆくなる原因について解説します。フォルテロ白髪染めを安全に使う方法についても触れるので、ぜひ参考にしてみてください。
かゆみやかぶれ…白髪染めでトラブルが起きる理由とは?
白髪染めやヘアカラーの後に、頭皮や頭周辺にかゆみ・かぶれが起こることがあります。白髪が気になる方は、どのような原因で起こるのか把握しておくと良いでしょう。ここからは、白髪染めでトラブルが起きる理由について紹介します。
酸化染料に含まれる成分ジアミンによるアレルギー反応かも
白髪染め後にかゆみやかぶれなどの肌トラブルが起きた場合、その原因は酸化染料に含まれる成分によるものです。その成分は「パラフェニレンジアミン(PPDA)」というもので、多くの染料に使われています。
このジアミンによるアレルギー反応により、かゆみ・かぶれなどの皮膚炎が起き、一度起きると、それ以降も起こるようになるので注意が必要です。また、今まで何回も白髪染めをして反応が出なかった人でも、ある日突然症状が出る場合もあります。
知っておきたい! 注意すべきアレルギー症状とは?
アレルギー症状はかゆみ・かぶれ以外にもあり、中には注意が必要なものもあります。ここからは、注意したいアレルギー症状を紹介します。
染めている最中~30分くらい後|息苦しさ・めまい
早い場合だと、白髪染めをしている最中にアレルギー症状が出ることもあります。主な症状には息苦しさ・めまいなどが起こり、気分が悪くなります。さらにアレルギー反応が強く出ているケースだと、強いかゆみやじんましん、意識喪失などが起こることもあるため、すぐに救急車を呼んでください。
染めてから48時間|かゆみ・あかみ・ブツブツ
染めてから48時間経過後、先程とは遅れて起こる症状には、頭皮のかゆみ・あかみなどがあり、症状が強く出る場合は顔が腫れることもあります。このように48時間経過後に現れる症状は皮膚異常が多いため、このような症状が出たときは皮膚科を受診するようにしてください。
刺激性のかぶれでかゆみが起きることも|皮膚科を受診しよう
白髪染めでかゆみ・かぶれが起きるのは、アレルギー性のかぶれだけでなく「刺激性のかぶれ」の可能性もあります。刺激性のかぶれとは、頭皮に付着した化学物質の刺激によってかぶれなどが起きる皮膚炎のことです。
刺激に反応しやすくなっている肌が弱い方・頭皮のバリア機能が低下している方に出ることが多いため、体調や頭皮の状態によっては発症しないこともあります。この刺激性のかぶれが出た場合も皮膚科を受診するようにしましょう。
白髪染めやヘアカラーを安全に使うためには?
白髪染めなどのヘアカラーには、頭皮がかぶれるなどのリスクがあります。白髪が気になる方は安全に使うためのポイントを押さえておきましょう。ここからは、白髪染めやヘアカラーを安全に使うためのポイントを紹介します。
【注意】アレルギー反応が出た方は使用できない
まず、今まで白髪染めやヘアカラーでアレルギー反応が出た場合は、それ以降は同じものは使用できません。ヘアカラーのアレルギー症状が出ているのに繰り返し使うと、症状が徐々に重くなっていくからです。顔が荒れたり、顔全体がひどく腫れたりすることもあるので注意してください。
また、テスト部位に重い症状が出る可能性があるため、パッチテストも行うこともできません。
使用前には毎回パッチテストをしよう!
白髪染めやヘアカラーをするときは、毎回パッチテストを実施する必要があります。今まで何回もヘアカラーをしていて問題が起きなかった場合でも、アレルギー反応は突然起こるためです。
ここからは、パッチテストのやり方について詳しく解説します。
1. テスト液を作る|薬剤を小皿などに取り出して混ぜる
パッチテストは白髪染め・ヘアカラーの48時間前に実施する必要があります。まずは、パッチテスト用のテスト液を用意してください。小皿などに薬剤を取り出します。1剤・2剤があるものは、両方を少量ずつ指定の割合で小皿に取り出し綿棒などで混ぜ合わせてテスト液を作ります。
2. テストする|腕の内側に薄く塗る
完成したテスト液は、腕の内側に綿棒などで薄く塗って自然乾燥させましょう。大きさは10円硬貨ほどのサイズです。テスト液が乾く前に服を着ると、衣服に付着してしまい落ちにくくなるので注意してください。
もし30分近く経過しても乾いていない場合は、テスト液を塗り過ぎているので、ティッシュなどで軽く拭き取ります。
3. 30分後に結果を確認
パッチテストをして30分後に1回目の確認をします。変化がなければ1回目と同じ手順で2回目を実施してください。2回目は48時間経過後に確認するため、シャワーを浴びる際はテスト液を塗った部分を濡らさないようにしましょう。
4. 48時間後に結果を確認|問題なければすぐに染める
2回目のパッチテストで48時間経過したら、同様に異常が起きていないかチェックします。異常が起きていなければ、すぐに白髪染め・ヘアカラーをしましょう。
異常を感じた場合|こすらず洗い流す
テスト液を塗布した場所に、かゆみ・発疹・発赤などが現れたら、こすらず速やかに洗い流しましょう。2回目のテスト中であれば、48時間経過していなくても異常が出ている場合は洗い流してください。このように異常が出た場合、白髪染めはできません。
フォルテロクイックフォームカラーを安全に使う方法とは
フォルテロには「クイックフォームカラー」という白髪染めのヘアケア用品があります。ここからは、フォルテロクイックフォームカラーの特徴と安全に使う方法を紹介します。
泡タイプだから手軽で簡単! 一度できれいに染まる
フォルテロクイックフォームカラーは、泡タイプの白髪染めなので手軽に染められます。また、一般的なクリームタイプ・液タイプと違い、泡タイプなのでムラができにくいのも特徴です。
また、クイックフォームカラーは薬用染毛剤に分類されており、染毛剤が髪の内部までしっかり浸透するため、一度でもキレイに染まります。
脱色剤不使用! 5種のエキスがハリ・ツヤのある髪に
フォルテロクイックフォームカラーは脱色剤不使用であり、5種の天然エキスを使用しています。刺激が強く髪にダメージを与える白髪染めが多いですが、このクイックフォームカラーであれば、髪にうるおいを与え、ハリ・ツヤのある髪を実現します。
1剤だから保存も簡単! 部分染めやリタッチにも使いやすい
フォルテロクイックフォームカラーは1剤式なので、他の薬剤と混ぜる必要はありません。保存できる泡タイプの白髪染めであるため、一度に使い切る必要はなくリタッチや部分染めにも使いやすいのも魅力です。
フォルテロクイックフォームカラー使用時の注意点
フォルテロクイックフォームカラーを安全に使うためにも、どのような注意点があるのか押さえておきましょう。ここからは、フォルテロクイックフォームカラーの使用時の注意点を紹介します。
使用前には毎回パッチテストを
ここまで紹介した通り、フォルテロクイックフォームカラーを使う前には必ずパッチテストを行ってください。今まで何度も使っていて異常が起きていない場合でも、アレルギー反応は突然起こることがあるため、毎回実施する必要があります。
使用は換気の良い場所で|手袋を必ず着用しよう
フォルテロクイックフォームカラーは、換気の良い場所で使用してください。白髪染めやヘアカラーを密閉された空間で使うと、ニオイや化学物質の影響で気分が悪くなることがあるからです。また、直接触れると肌にも影響が出ることもあるため、手袋も必ず着用します。
必ず乾いた髪に使用する|濡れた髪はNG
フォルテロクイックフォームカラーを使用する際は、髪の毛をしっかり乾かすようにしましょう。濡れている髪に使用した場合、薬剤を含んだ水滴が髪から落ちて目に入る可能性があります。また、髪を染めている最中の入浴も汗により薬剤が目に入る可能性があるため控えましょう。
異常を感じたらすぐに洗い流す|医師の診療を受けよう
フォルテロクイックフォームカラーの使用中・使用後に異常を感じた場合は、すぐにしっかりと洗い流し、病院で医師の診察を受けてください。アレルギー反応で重篤なものだと、意識喪失することもあるので注意が必要です。
トラブルを防ぐために毎回パッチテストを行おう!
白髪染め・ヘアカラーでは、含まれる成分により突然アレルギー反応が起きる可能性があります。かゆみやかぶれ以外にも、意識喪失する場合もあるので事前に必ずパッチテストを行ってください。
白髪染めの48時間前にパッチテストを毎回行うことで、安全に白髪染めをしやすくなります。注意事項をよく守り安全に白髪を染めてみてください。もし異常を感じたら医師に相談するようにしましょう。
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